愚か者の悲喜交交

絶望人間が何故生きているのか。

溢れる涙は悲しみか?喜びか?

12/3(金)

 

 

仕事中に堪らなく泣きそうになる。

情緒が全く安定しない。

突き付けられた現実を受け入れる事が中々出来ない。

心の中で何度も「終わったんだ」と反芻する。

自傷行為にも等しい其れを止める事が出来ない。

全てが心底どうでもよくなる。

なのに、与えられた業務をこなさなければならない。

何やってるんだろうと強く思う。

好きでもない、向いてもない仕事をする時間。

元々人間嫌いな私が、同僚に対して好意的な感情を持つ訳もない。

何処を見ても、広がっている風景は地獄。

 

油断すると自殺の方法を探してしまう。

楽に簡単に死ねる方法なんて無いのは分かっているけど、何処かに転がってないかと縋ってしまう。

死に苦しみが伴うなら死にたくない。

そもそも本当は死にたい訳じゃない。

生きているのが辛いだけ。

 

どうしようもない絶望も、時間が経てば薄らいでいくもの。

そんな事は知ってる。

知ってるけど、そうやって騙し騙し生きていくのが正しいのか?

何処も死を遠ざける様な台詞で溢れている。

酷く欺瞞に満ちた世の中だと思った。

 

 

私は独りの時間が好きだ。

世界で一番好きな人と結婚して家庭を持つのは夢だけど、死を添い遂げないと其れは私にとっては紛い物になる。

だから諦めてる。

手に入らないもの。

其れに比べて孤独は楽で良い。

無駄な期待をしなくて済む。

自分だけの世界に浸って誰にも邪魔されない。

ずっと孤独で生きてきた。

沢山の別れを経験して、他人は要らないと気付いた。

私を深く傷付けるだけの敵でしかない。

愛した人でさえ、憎しみに変わる。

毎回同じ、出会わなければよかったと後悔する。

何で一々傷付く為に労力を掛けなければならないのか。

無駄としか思えない。

原因が私にあるんだろうけど、そう思っているから他人から距離を置いてきたのに。

好意を持たれると断れないのが問題だとしても、そんなもの今更変えられる訳がない。

だから近付かない。

それでも入り込んでくる人は居る。

じゃあせめて添い遂げてほしい。

其れが出来ないなら最初から期待させないでほしい。

全部私の我儘なんでしょうね。

 

散々言っておきながら、YouTubeで聴いたゲーム音楽に救われた。

"スーパーマリオRPG"の戦闘曲を聴き、"ゼルダの伝説 時のオカリナ"をギターで演奏している外国人の動画を見て、ポケモンのシロガネ山のレッドとグリーンとのラストバトルとギラティナ戦、モンハンアイスボーンのイヴェルカーナ戦…

ずっと涙ぐんで聴いていた。

懐かしさが強かった。

あの頃は無邪気にゲームを楽しんでた、あの頃に戻りたい。

そんな思いに浸りながら、最後にドラクエ7の戦闘曲の血路を開けを聴いて少し気持ちが楽になった。

結局騙し騙し生きるんでしょうね、私も。